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子どものときから予防意識を



むし歯・歯周病などのお口の病気から歯を守るためには、小さな子どものときから予防意識を持つことが大切です。


予防意識を持ち、歯科医院で定期検診を受ける習慣をつけることでむし歯・歯周病の予防効果が高まり、歯を健康に保ちやすくなります。


■予防処置の大切さ


◎毎日のセルフケア&予防処置でむし歯・歯周病を未然に防ぐ

毎日の歯磨きに加え、歯科医院で定期的に予防処置を受けることでむし歯・歯周病をはじめとするお口の病気を未然に防ぎやすくなります。


◎海外の歯科先進国では予防処置が中心

最近は日本でも歯に対する意識が高まり、予防処置を受ける方が増えています。しかし、まだまだ日本国内では「歯科医院は歯が痛くなったら行くところ」という認識をお持ちの方が少なくありません。


スウェーデンやアメリカなど、海外の歯科先進国では歯科治療の中心は予防処置です。


歯が痛くなってから、むし歯や歯周病にかかってから歯科医院に行くよりも、予防処置でお口の病気を未然に防ぐ方が歯の寿命を延ばしやすいことを歯科先進国の人達は理解しています。


■子どものころから予防意識を持つことのメリット


歯の健康を守るためには予防意識を持ち、毎日の歯磨きに加えて定期的に歯科医院で予防処置を受けることが大切です。特に、子どものころから予防意識を持つことには、以下のような多くのメリットがあります。


①むし歯・歯周病を未然に防ぎやすくなる


子どものころから予防意識を持ち、毎日の歯磨きに加えて歯科医院で定期検診を受けることでむし歯・歯周病を未然に防ぎやすくなります。


②歯並びの乱れ、顎の骨格異常・顎の発達不全を早期に発見しやすくなる


子どものころから歯科医院に通うことで歯並びの乱れ、顎の骨格異常・顎の発達不全を早期に発見しやすくなります。


口呼吸や舌癖、頬杖、指しゃぶりなどの子どものころの悪い癖は歯並びの乱れや顎の発達不全をひきおこす大きな原因です。


子どものころから定期検診を受ける習慣があればお子さまの歯並びの乱れや顎の異常、悪い癖を早期に発見しやすくなります。お子さまのお口の異常を小さい年齢のうちに発見することで、小児矯正(咬合誘導)による早期の治療が可能となります。


③大人になったあとも歯に対する予防意識を保ちやすくなる


小さな子どものころから予防意識を持ち、セルフケアに加えて歯科医院で定期検診を受けている方は大人になったあとも歯に対する予防意識を保ちやすくなります。


子どものころから歯科医院通いが習慣化している方は歯科治療に対する抵抗感が少ないです。歯科医院や歯科治療に対する抵抗感が少ないため、


「むし歯・歯周病予防のために定期検診と歯のクリーニングを受けておこう」

「少しでも歯の異常があったらすぐに歯科医院で診察を受けよう」


というように、歯科医院や歯科治療を「当たり前のこと」「いつものこと」として認識する考え方が身についています。


子どものころから予防意識を持って毎日の歯磨きを行い、定期的に歯科検診を受ける習慣をつけることで、生涯にわたって歯を残せる確率が高まります。


【セルフケア&定期検診でお口の病気を未然に防ぐ】


お子さまをお持ちの保護者様に特に注意していただきたいのは、むし歯です。


乳歯や生えかわったばかりの永久歯は歯質が未成熟なため、むし歯にかかりやすく進行が速いです。気がついたときは重度のむし歯になっており、歯の神経を抜く治療が必要になるケースが少なくありません。


お子さまの大切な歯をむし歯から守るためにも、毎日の歯磨きに加えて歯科医院で定期検診を受けることをおすすめします。

当院は、熊谷・深谷・行田など近隣市町村からの患者様はもちろん関東、東海・甲信越からご通院くださっている患者様もいらっしゃいます。治療回数を減らした治療プランのご提案も可能です。

熊谷ディアベテスクリニック歯科
医長 小西 雅也

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