「歯並びの乱れがコンプレックス… 矯正をした方がイイのかなあ…」
「矯正したいけど、大人になってからの矯正って、もう遅いかも」
近年は様々な矯正方法が普及し、大人の方が歯の矯正を行うケースが増えています。
大人になってからの、歯の矯正。
大人の方の歯の矯正には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?今回は「大人の矯正(成人矯正)」について、掘り下げてみましょう。
目次
■大人になってから歯の矯正をするメリット
①歯の矯正に年齢制限はありません
昔と比べて少なくはなりましたが、現在も、「歯の矯正は子どもがするもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
子どもの矯正(小児矯正、特に小さな子どもの時期に行う咬合誘導)には、小さな子どもの時期ならではのメリットも。ただし、歯の矯正に年齢制限はありません。
何歳の方でも、歯・歯周組織の状態が良ければ歯科矯正で歯並びを整え、美しい口元にアプローチできます
②矯正で歯並びが整うと、様々な食材をしっかり噛んでお食事を楽しめるようになります
出っ歯、受け口、ガタガタ歯など、歯並びが乱れていると、すべての歯を使ってしっかり食べ物を噛みにくくなることも。
歯並びの乱れが原因でしっかり食べ物を噛みにくい場合は、歯の矯正を受けることをおすすめします。
矯正によって歯並び・噛み合わせが整うと、弾力のあるお肉、繊維質の野菜・お魚、歯ごたえのあるナッツ類など、様々な食材をしっかり噛んでお食事を楽しめるようになります。
③むし歯や歯周病になりにくくなる
矯正治療で歯並びが整うと、むし歯や歯周病になりにくくなるのも大きなメリットです。歯並びが整うと、歯の重なりや凸凹に食べかすや汚れがまりにくくなります。歯ブラシが届きやすくなるため、しっかりと歯磨きを行うことができ口腔内の健康維持につながります。
むし歯や歯周病のリスクが軽減できると、将来的な歯科治療の必要性も減り、長期的にみて全身の健康にもつながります。
④矯正治療で発音しやすい歯並びを
出っ歯、受け口、ガタガタ歯など、歯並びが乱れていると、乱れた歯の位置によって舌の動きが邪魔されたり歯のすき間から空気が漏れ、発音しにくくなることも。
歯並びの乱れが原因で発音しにくい場合は、歯の矯正も検討できます。
矯正で歯並びを整えて舌の動きをスムーズにし、空気の漏れを抑えることで、発音を改善する効果を期待できます。
⑤矯正で歯並びが整うことで、口元・お顔の印象が良くなる効果を期待できます
歯並びが乱れていると、コミュニケーションの場面で自分の笑顔などを気にしてしまい、消極的になってしまうことも。コンプレックスがあると、大きくお口を開けて笑えない、人前で話すときに手で口元を隠してしまう、などのネガティブな行動を取ってしまうケースも見られます。
歯並びの乱れが原因で口元の見た目にコンプレックスをお持ちの方は、矯正治療で歯並びを整えることで、口元・お顔の印象が良くなる効果を期待できます。
■大人の矯正のデメリットは?
①小さな子どもや思春期の中高生と比べて、大人の方は多少、歯の動きが遅い場合があります
歯の矯正に年齢制限はありません。年齢制限はありませんが、小さな子ども(8歳頃までの子ども)や思春期の中高生と比べて、大人の方は多少歯の動きが遅い場合があります。
歯の動きが遅い場合は、子どもの矯正よりも少し矯正期間が長くなる可能性も。
基本的に大人の方は歯根や顎が子どもよりも硬く、歯の矯正において少しだけ歯の動きが遅くなる場合があるのです。とは言うものの、歯の硬さ・歯の動き方は個人差があるため、必ずしも、大人の方の歯の矯正のすべてのケースにおいて、歯の動きが遅くなる訳ではありません。
②歯周病や歯根破折など、歯・歯周組織の状態によってはそのままでは矯正を行えない場合があります
大人の方、特に40歳以上の中高年の方は、進行した歯周病や歯根破折などにより、歯や、歯周組織の健康状態に問題があるケースが少なくありません。
中程度~重度の進行した歯周病や歯根破折などが原因で歯や歯周組織の状態に問題がある場合、そのままでは矯正を行えない可能性があります。
なお、中程度~重度の歯周病の方への矯正は難しいことが多いです。歯周病により歯や歯周組織が弱っている場合、矯正装置で力をかけると致命的なダメージを与えてしまうおそれも。
【矯正治療で「思いっきりお口を開けて笑える笑顔」へ】
歯並びの乱れでお困りの方へ。
あなたは、歯並びが良くなったら、どんなことをしたいですか?
熊谷ディアベテスクリニック歯科では、矯正の無料相談を受け付けています。
「歯並びを整えて、口元・顔の印象を変えたい」
「歯並びを良くして、全体の歯を使ってしっかり食べ物を噛めるようになりたい」
など、歯並びの乱れでお悩みの方、矯正に関するご質問がある方はお気軽にご相談ください。