ブログ BLOG

補綴物の作製における歯科技工士の重要性



熊谷ディアベテスクリニック歯科では、歯科医師、および、歯科技工士のダブルライセンスを持つ医長によるインプラント治療を行っています。


インプラントの人工歯やむし歯治療で用いる詰め物・被せ物など、補綴物の作製には歯科技工士が重要な役割を果たします。歯科技工士の技術が、補綴物を入れた後の患者様のお口の健康状態を左右する、と言っても過言ではありません。


今回は、「補綴物の作製における歯科技工士の重要性」についてお話しします。


■歯科技工士の技術が人工歯の精度を左右します


◎患者様に合った人工歯を作るためには、歯科技工士の技術が必要

インプラント治療では、顎の骨に埋め入れたインプラント体(フィクスチャー)に連結部品であるアバットメントを介し、人工歯を取り付けます。


人工歯は食べ物を噛んだり、発音を助けてくれる重要なパーツです。人工歯には失った歯の見た目を補う役割もあります。


患者様に合った人工歯を作るためには、歯科技工士に一定水準以上の技術が求められます。技術が高い歯科技工士であれば、患者様から採取した歯型を基に、精度を高めた人工歯を作製することが可能です。


◎人工歯の精度が低いと、インプラントに不具合が出やすくなります

歯科技工士の技術が不足しており、人工歯の精度が低いと、インプラントパーツ全体に不具合が出やすいです。


精度が低く、人工歯の位置が高すぎる場合、噛み合わせが乱れて人工歯に過剰な負荷がかかります。人工歯を通じ、連結部品であるアバットメントにも過剰な負荷がかかってしまい、アバットメントの緩みやインプラント体の破損が起きやすくなります。


◎精度が低い人工歯が原因で、歯・歯周組織にダメージを及ぼすことも

インプラントのみならず、精度が低い人工歯は歯・歯周組織にダメージを及ぼすこともあります。


精度が低く、人工歯の位置が高すぎたり適切ではない位置(横軸の位置)の場合、人工歯が原因で全体の噛み合わせが乱れやすくなります。


全体の噛み合わせが乱れることでアンバランス、かつ、過剰な負荷がかかり、歯、および、歯ぐきや顎の骨などの歯周組織が傷ついてしまうケースも。


■歯科医師と歯科技工士のダブルライセンスを持つことのメリット


◎1人の歯科医師により、一貫して診療と人工歯の作製を行えます

熊谷ディアベテスクリニック歯科では、歯科医師、および、歯科技工士のダブルライセンスを持つ医長によるインプラント治療を行っています。


ダブルライセンスを持つ医長が実施するインプラント治療により、カウンセリングから精密検査、治療前のシミュレーション、手術、そして、人工歯の作製に至るまで、一貫した診療を行うことが可能です。


1人の歯科医師が一貫して診療と人工歯の作製を行うことで、複数の人員(歯科医師・歯科技工士)が介するがために発生し得るヒューマンエラー・誤差を低減できます。


【カムログインプラントによる、精度を高めたインプラント治療をご提供いたします】


熊谷ディアベテスクリニック歯科では、インプラントのトップクラスメーカーの一つであるドイツのカムログ社が提供する「カムログインプラント」を用いてインプラント治療を行っています。


カムログインプラントはインプラントのデメリットであるアバットメントの緩みが起きにくい「カムログシステム」や、CT検査の結果をフィクスチャーのガイド作製に反映できる「カムログガイド」など、機能性・精確性に優れている点が特長です。


経験豊富な医長による手術およびカムログインプラントの使用により、徹底した安全性に基づく精度の高いインプラント治療をご提供いたします。


インプラント治療に関するご不安やご質問がある方は当院までお気軽にご相談ください。カウンセリングは無料です。ご予約はお電話にて承っております。

当院は、熊谷・深谷・行田など近隣市町村からの患者様はもちろん関東、東海・甲信越からご通院くださっている患者様もいらっしゃいます。治療回数を減らした治療プランのご提案も可能です。

熊谷ディアベテスクリニック歯科
医長 小西 雅也

⇒医長の経歴はこちら